2011年3月20日 の説教



 聖書

 ルカによる福音書 8章40~56節

説教要旨   41節のところでこの死にかけた娘の親である会堂長のヤイロがイエス様のところにかけつけました。彼には十二歳ぐらいの一人娘がいたが、死にかけていた。会堂長とは、ユダヤのシナゴーグ(礼拝堂)の管理をする大変大事な人でユダヤの民衆からは尊敬を受けていました。その彼が、主イエスの足もとにひれ伏して一刻も早く、娘を助けて下さいと。いまや急がねばならぬそのとき、群衆がイエスがそこにいるとききつけて周りに押し寄せて来たのです。そこを押し合いへし合い、ヤイロは一生懸命道をかき分けかき分けすすむのですけれども、そこではもう一人主の助けを要していた人がいた。

 43節。十二年このかた出血が止まらず、医者に全財産を使い果たしたが、だれからも治してもらえない女がいた。この女が近寄って来て、後ろからイエスの服の房に触れると、直ちに出血が止まった。

 その時主イエスは言います。「自分から力が出ていった」と。この言葉はすごい言葉です。イエス様には力がある。この女性を瞬時に癒やした聖霊の力が充満している。そしてそれが出て行ったことが分かる。その力により頼めば。私たちには何の不安もないのです。ただ、信頼しこのお方なら必ず私を救って下さると信じさえすれば良いのです。この女性もそう信じて、すがる思いでイエス様に触れたのです。そこでイエスはこういってあげた。「娘よ、あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい。」

 ここでは主イエスはどうしても自分が力与えた人とのやりとりを欲されたのです。しかしこうしているうちに、会堂長の家から知らせの者が、「お嬢さんは亡くなりました」と伝えたのです。

 しかし、主イエスは、50節でこう言います。「恐れることはない。ただ信じなさい。そうすれば、娘は救われる。」そして、娘のために泣き悲しんでいる人々に、「泣くな。死んだのではない。眠っているのだ。」と言われました。人々はあざ笑ったが、イエスの「娘よ、起きなさい」との言葉で娘は生き返りました。

 主イエスの神様にあってはこの世の人間の知識知恵など、打ち破る力ある業です。その業への信頼が、信仰が少女を救った。癒しの霊を求める信仰があれば、私たち神様への深い信頼に生きて救われるのです。

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